ステンドグラスの修復 cathédrale de Reims ランス大聖堂

ステンドグラスの修復作業は危険、汚い、きついの3Kですが、その先にすばらしい光景があります。
 
 現代の名工にジャック シバリエ、ポール ボニー、シャルル マルク、ジャック シモン等がいました。礼拝堂での解説は多分、シャルルマルク・・・・アトリエ シモン現経営者・・・・の息子さんかと思います。
 
 画家シャガールの下職はシャルル マルクでした。 職人と絵描きの遣りとりやシャガール本人の絵付け風景が一瞬ですが見れます。
 
この映像のように仮組みをしたパネルに直接絵付けを施し、その後に解体しガラスを窯入れして組み直す、という手法を日本でもやりたいのですが・・・・そこまでの予算を貰える仕事はありません。
 
南フランスを訪ねた頃(27歳)、目と鼻の先にシャガールはまだ健在でした。無理にでも訪ねて、アトリエ シモンマルクに紹介して貰えばよかったと、こんな映像を見てしまうと名残惜しい気がします・・・・それぐらいの行動力はあったはずなんですが・・・・でも、やっていれば今の家族は築けなかったですね・・・!
 
この大聖堂には13世紀の古いものと、ジャック シバリエ、シャガールの他にも現代作家の窓がいくつかあります。数日間滞在したい場所ですが、現在の景気低迷と子供達の学費の支払いに追われた生活では数年youtubeで我慢です!