4月から教室を行う予定でしたが緊急事態宣言後のコロナ収束が難しく、4月下旬にも再度緊急事態宣言が発令されたために、5月もお休みにしています。
東京レッスンのサイトからもご予約を戴いている方もおられます。ご迷惑をお掛けしますが、いまひと時の辛抱をしていただき、互いにこの困難を乗り切りたいと思います。
作業途中の長期中断による鉛桟や半田の酸化が懸念される生徒さんのみ、お一人づつ出席していただき、切りの良いところまでの作業を進めていただきました。
今月も緊急事態宣言の延長が発表されました。果たして6月は再開できるか、心配になるところです。
工房の仕事は、昨年末から4月に掛けて鎌倉山「檑亭」(ライ亭)のステンドグラスの修復作業を続けておりました。3月24日には、テレビ朝日「じゅん散歩」の取材を受け、4月26日に放映されました。ただ、その他の受注制作は打ち合わせ等の遅延で大幅に滞っています。

親しい仕事仲間のデコラボさんがLIVEで送ってくれた画像です
さて、コロナ禍の息抜きにしていただけそうな写真をアップしました。
教室作業途中の写真です。

ティファニーランプ トンボの真鍮羽模様の取付です

生徒様オリジナルデザイン 天吊りランプ 真鍮飾り取付

トイレ天井ランプ完成、後は取付のみ
次は「檑亭」です。修復作業の工程をご覧ください。

修復後、取付完了のステンドグラスです
建物全体が文化財の為、取付は伊勢原市の宮大工、内田工務店の作業です。

このように鉛桟が切れたものを修理します。もちろんガラスの割れも直します

修理完了後のチェックを行い、一息入れてます。ヤレヤレ・・・!

パテを詰めなおします

欠損している補強棒を、大正時代の製法に合わせて作ります

パネルへの補強棒の取付け

一つ終えても、次々と鉛桟の取替が続きます

大正時代の方法で古い木製建具にパネルを設置します

やはり古い当初の方法でパテで固定します・・・三角パテと言う技法です

奇麗なパテで固定されました・・・これは家内の方が抜群に上手です

外観です。漆喰壁も奇麗に補修されました・・・凄い左官の技術です

らい亭の天せいろ蕎麦
息抜きになりましたでしょうか・・・! このらい亭のお蕎麦は初めての触感
でとても美味しいお蕎麦でした。もちろん天ぷらの揚げ具合も絶品でした。
庭が広く奇麗に手入れされています。コロナ終息しましたら是非、お出掛けくだ
さい。