◆◇ストーブの芯が手に入りました◇◆

   工房の石油ストーブは、1961年購入の・・・早川電気製・・・です。
     55年間使い続けてます。HAYAKAWAは、現在のシャープ 

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このストーブは僕が小学校一年生の時に購入してもらったものです。

結構な値段だったと思いますが、母が「しもやけでは絵が描けない」と買ってくれました。

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当時は掘りごたつと大きな火鉢が暖房の手段でした。









アラジンと同じブルーフレームです。




高校三年生の頃、ストーブを売った電気屋さんが、「これ最後の芯やから」と持ってきてくれました。
その芯を未だに使っています。




その芯もダメージを帯びてきてますので、・・・もうこのストーブも終わりかと・・・諦めていました。

なんと、新品の芯を先週のヤフーのオークションで偶然発見し、本日送られてきました。京都のリサイクル屋さんの出品でした。




今日は、12月24日です。クリスマスプレゼントと思って喜びましたが、よくよく思い出してみると、55年前のこのストーブが配達された日も12月24日のクリスマスイブの日でした。
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その日は寒い日でしたが日曜日で、父が大阪の高槻市にある金龍寺に登ろうと、僕を山登りに連れて行くところでした。今で言うトレッキング!

装束をして玄関を出たら電気屋さんがストーブを配達してきたのでよく覚えています。

父が36年12月の下に値段まで書いてますが、はっきり読み取れません。(~・000)


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金龍寺とは、標高360mほどの山頂にある古いお寺で、現在は焼失してしまったようです。













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その頃は、もっと険しく一年生にはかなりのコースでした。

途中で、笹を目に刺して泣いた記憶があります。父が「どうも無い、そない泣くなや」と
言ってました。







たぶん、このストーブの寿命と僕がどちらが早いか、それともストーブはそのまま息子等がそのまま、使い続けるような気がします。
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取り敢えず本日は、工房の道具棚の奥に納まっていただきました。


こんな昭和の道具が好きな人と、クリスマスの乾杯をしたいところです。

因みに、写真中央手前の愛用の硝子用ペンチは西ドイツ製です。
・・・Merry Christmas・・・