100年前の梅干

    今日は、「キリスト教木彫士」・・・!  大川さんの工房を訪ねました。

  もう30年来の付き合いです。仕事もご一緒することが多く、今年で80歳にな
  られますが青年のように活気があり、大変懇意にして貰っています。

  「近所の爺様が実家を解体していて見つけたものなんだ」と見せられたのが
  この梅干です。

  一つ、指先でちぎって口に入れたら、「なにこれっ、旨ぁ」・・・!

  コクのあるチョコレートかチーズのような感触です。塩の結晶が残ってい
  すが、その甘さがなんとも言えないものです。

  一つ一つ、シソの葉で丁寧に包まれたままです。  
   
  ●写真は、今晩のお摘みです。

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   僕の父が生まれる一年前、正確には大正7年に漬けたものです。(98年前)

   序に焼酎も、戴き物です。奄美の黒糖、右は鹿屋のものです。僕のような本
   格的な酒好きは、交互に飲みます。 (鹿屋の焼酎は、暮に学生時代の先輩が工房
    に来てセブンイレブン焼酎の空箱を見て、呆れて送ってくれたものです) 
                                                    
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   因みに鮭は、昔々高橋由一が描いた油彩画で有名な岩手県の鮭です。
  実際の絵は、修復家の黒江光彦先生が修復をされています。

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   お湯割りの中に梅干をほぐして入れてみました。香りがなんとも・・・!
   今晩は体が随分解れて楽になりました・・・!