マイスターまつりの感想

昨日は、22名のマイスター勢ぞろいということで多くの方々のご来訪を受けました。

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ボサーっと半田付けをしていたら、「待ってますから、それをください」という方や、目を凝らして観察しながら「やっぱりプロですね」という初老の男性もおられました。


「そうですか・・・?(この程度で!)」と、僕がぼやいていると、隣のジュエリー細工の久保田さんから「一般の人はそれを見てビックリするんだから、ハイせっせと頑張りなさい」とのご忠告を戴きました。


ただ、皆さんが手作業の技術に関心がある中で、隣の家内とある男性の会話が聞こえてきました。
その男性は「ステンドグラスを透過して入った光が、壁に投影された状況までデザインに反映させることは不可能ですよね」と話されてます。
              ・・・オぉっ!・・・
一昨日荷物を積み込んでいる時に、ふとそのような質問をされる方も中にはいらっしゃるかと思い急きょ予定外の・・・透過した光が壁に反映することによって、その映像がグランドキャニオンの朝夕の景色になることを意図して作った・・・パネルを持って来ていました。
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このパネルを観ていただきながらの僕の説明は、男性の心を刺激するには充分なようでした。
感激していただき、勝沼ぶどう郷の20分の1のパネルをご購入いただきました。


これまで、ご注文主や施主様は別として一般の方が、この辺までお見据えになるのは、めったにありません。

常に投影される状況や、色の変化、ハレーションを考慮しながらいかに奥行きを表現するか…そればかり考えています。

嬉しいご質問を戴き、またそれに対して衒いなくご回答出来ることに感謝し、充実した一日が過ぎました。